intuitions
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プロフィール

Anku

Author:Anku
題名通り、直感で書いてます。

Red_Cryは
口裂け女
赤マント
など都市伝説をモチーフに
お話を作っていますが、
基本行き当たりばったりです。
すべてフィクションです。
一部過激な表現がありますが他人を差別したり非難する意図は含まれておりません。

無断転用なんてバカなことする人はいないと思いますが、一応やめてください。
全ての権利はAnkuの所有です。

*誤字脱字をわざわざ貴重なお時間を裂いてまで ご指摘してくださる方がおられますが…
最初から誤字脱字チェックしてませんので結構です。
それでも指摘くださる方、どこのどの部分か書かちゃんと書いてくださいね。
暇な時になおします。

トラックバック、明らかに記事や作品に関係ない宣伝用のコメントは掲載拒否させていただいておりますのでご了承ください。



mixiで頂いた友人からの紹介分
(退会を機に持ってきました)

唯一の男のマブダチ!
後ろ姿マニアな私の大好きな後ろ姿のフォルムを持つ貴重な人。
スタイル良いよね!
いつまでもそのままでいてください。
いや例えオッサンになってしまう時がきてもマブダチなのは永遠に変わりません(笑)

じじばばになっても仲良くいられるはずと思える大事な人です\(^_^)/
emi

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タイトル通り、直感で書いています。ご連絡はコメント欄に記載頂ければ折り返しご返信させていただきます。

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t i t l e : やばいやばい 
【2008/09/20 Sat 14:06】
やばいやばい、もうやばいのなんの。

何がって仕事のストレスですよ。
訳あって、今職場で強烈なプレッシャーかけられてまして。
これが鬱状態っていうんでしょうか?
夜中眠れないし、真夜中や仕事中に突然涙が止まらなくなったり
気がついたら仕事中にジーパンの縫い目数えてたり。
残業してたら鼻血はでるわ、朝起きて軽く吐血するわで俺なんかやばい。

前ならストレス溜まると小説描きまくってましたけど、
今はまったくなにもやる気がおこらないんす。

マジで仕事やめたい。
でも職場の人たちが温かくてすごく心配したりサポートしたりしてくれるんですよね。
それを考えると投げ出して辞めるわけにもいかず。

ああ、会社いきたくないー

といいつつ今日は土曜出勤。
モウダメダ。
t i t l e : 日記 
【2008/08/21 Thu 12:06】
たまにはプライベートな話を。
(続き描けよって感じですが)

僕はゲーム会社に努めています。
この歳まで無縁な業界でしたが、あるご縁により潜り込む事に成功しました。

実はワタクシ、小学校の頃の夢が「ゲームを作る仕事がしたい」でした。

人生で一個夢が叶ってるんですね。

子供の頃の僕は
ゲームを作る=プログラマー
だったので頭が悪いためすぐに諦めてしまってたんですけどね(笑)

ゲーム業界の業務はいろいろあるもんで、僕は今、企画・ディレクター業務に着
いています。

まだまだまだまだ新米なんすけどね。

しかし現実は厳しいもので、ゲーム制作は繊細かつ過酷な仕事。

未経験に近い僕には全てが「??!」の連続。
詳しい内容は社秘に触れるので言えませんが、
毎回リリース前になると
「この手順でよかったのか?」「間違えた、担当にあやまらないと」「ホントに
この仕様でいいのか?」
等々…
慣れない&憶えきれないが導く不安の塊で、胃が痛いわ頭痛がするわ。
確実に寿命縮めてるよなぁ。

もっと順応力と集中力と記憶力があればなぁ。

僕は小さな頃からなぜか、
40歳くらいまでしか生きられないのではないか?

というのがあります。
(理由は憶えてません、きっと邪気眼のせいでry)
あながち冗談ではないかもしれません。
だってその方が常に全力疾走できる気がしていいし(笑)
まぁ40になったらパワーダウンするかもしれないけど…。

まぁ自分自身マイペースなようで生き急いでいるのを感じてるしそれはこれから
も続くでしょう。

結局何が言いたいかと言うと、最近週末が待ちどおしい(´・ω・`)。


t i t l e : 益若つばさ ちゃん   
【2008/08/18 Mon 13:20】
益若つばさちゃん、復帰してたんですね。
昨日TVで見たんですが、すごいしっかりした子ですね。
「今の収入が明日なくなるかもしれないと言い聞かせてる」
といって、生活は一般人レベルでやりくりしてるとか。
見た目とのギャップがすごいというか、かなり頭いい人なのではないでしょうか。
企画の打ち合わせのシーンでも、すごく自分の意見をしっかり言ってるし
才色兼備ってああいう人を言うのですね。

僕の書いている「サクラのエリコ」のビジュアルイメージは
益若つばさちゃんなんです。
子柄でかわいいんだけど、色んな表情を持っていて、実は頭が切れる、みたいな。
名前は当時ファンだった佐藤江梨子からとってるんですけどね(笑)

サクラのエリコ〜目次〜

tubasa.jpg

t i t l e : 祝☆2周年 
【2008/08/01 Fri 16:51】
早いもので、当Blog「Red_Cry(旧:intuitions)も7月末で2周年を迎えることができました。
今まで日記やHPが二年も続いたためしがないのに・・・
これも一重に掲載作品を読んでくださった皆様のおかげです。
2週目にして、アクセス数も13万件を突破。ほんと嬉しい限りです。

最近は本職が忙しくて中々更新ができていませんが、
今後とも書籍化目指して描き続けて行きます。
どうか応援の程よろしくお願いいたします。
t i t l e : 大好き!B級映画! 『フロッグマン』  
【2008/07/08 Tue 17:56】
久し振りの更新になります「B級映画大好き」じゃない、「大好き!B級映画!」
久し振り過ぎてカテゴリ名忘れちまったぜ。

そんなこんなで、二回目の作品はコチラ。


フロッグマン(原題:Frog-Go-Go)

監督:コディ・ジャレット
出演:クリスティ・ラッセル、アリアドン・シェイファー
flog.jpg


さて。

だまされた。

まずジャケット写真を見て、雨のビル群を駆け抜けているイメージから
カエルの力を手に入れたヒーローものなんだ!と思いこみました。
「雨、それは戦いの前兆」というキャッチコピーにあるように
重要な雨のシーンがあるあ…ねーよwwww
ネタバレになりますが、簡単にストーリーを説明すると

あるアメリカの田舎で、製薬会社が有害薬品の不法投棄を
繰り返していた。
それが、川や導水管に漏れ、生態系に異変が出始める。
原因を解明しようと主人公の美人学者のバーバラは調査を始めるが、
紆余曲折あって、人間大に進化したカエル「フロッグマン」を発見する。
フロッグマンの目的はズバリ「種の保存」
なんと自分の子孫を残すために、次々と人間の女性を襲い始めた!


ビルなんて一切でてこねえ。
そして残念なことにヒロインがどうみても熟女。
そしてなぜかレズビアン。
冒頭から恋人のこれまた逞しい系の熟女とのベッドシーンを見せてくれます。
日本で言うVシネマみたいなジャンルなんでしょうか?
裸がよく出てくるけど、レズシーンが多い上に女優さんがみんな残念な容姿(年齢)
ヒロインも豪快に乳どころか乳首まで見せてくれるんですが、
金髪好きな僕でも一切ムラっときませんでした。
一体どの層への需要を狙っているのかがまったくわかりませんw

フロッグマンが女性を犯すシーンも、どう見ても笑いを取ろうとしてるようにしか見えず
エロさも怖さもなく、全力で三振してる感じ。
だって、だってなにが残念かって、フロッグマンがあまりにもショボイwww
ドンキで買った仮装グッズばりの安っぽさ。
ジャケット絵のような特殊メイクではなく、全身ビニールのタイツにビニールの覆面を被った俳優が
カエルっぽく二本足で歩くもんだからもう…。
初めて出てきたシーンなんか爆笑ものです。

今回なぜ、「ヤボな突っ込みはしない」と決めていた「大好き!B級映画!」でこのような突っ込みをするかと言うと、
「コンセプトが見えない」からです。
前回の「スピードマン」では「悲劇のヒーロー」というコンセプトがあったからいいんですが
今回のは笑わせたいのかビビらせたいのかムラっとさせたいのかが非常にわかりにくい作品でした。

あえて言うのならば…

「熟女レズが好きで、キモカワイイモンスターがコミカルにティーンには見えない女を犯す系の映画が好きな層」
向けの映画です。

やっぱB級映画は「確固たるコンセプトのもと、やってる事が残念過ぎる」というのが一番ですね。



t i t l e : Red_Cry〜都市伝説編〜 目次 
【2008/07/04 Fri 17:24】
紅い月を、見たんだな。』

少年は紅い月を見た翌日死んでしまう。
目覚めた時、不思議なカラスに告げられた事実は
「お前は死者になった」

なぜ死者になったのか?自分の行く道は?
呪いの解けた口裂け女との旅、
怪人赤マントとの戦い、
紅い月の正体。
都市伝説をモチーフに死者の行進が始まる。


2008/6/1現在84話まで行進中!



NEW!!第八十三話 「無名一刀」
NEW!!第八十四話 「タタリ」

口裂け女編
口裂け女資料はコチラ



第一話:「死者」

第二話:「名前を忘れた」

第三話:「忠告」

第四話:「鴉」

第五話:「逃げろ!」

第六話:「美しき追跡者」

第七話:「魂力」

第八話:「なんかやばい」

第九話:「涙の訳は」

第十話:「話相手」


第十一話:「馬鹿な子ね」

第十二話:「僕の道は」

第十三話:「月の試練」

第十四話:「月に歩む者」

第十五話:「煮詰まった」

第十六話:「カラスの人脈」

第十七話:「マーチャン」

第十八話:「よくきたね」

第十九話:「早く話しを進めてほしい」

第二十話:「信憑性のない歴史」


第二十一話:「紅い月を見たらしい」

第二十二話:「お茶をどうぞ」

第二十三話:「ぶっちゃけわからない」

第二十四話:「共通点」

第二十五話:「殺意」

第二十六話:「僕は?」

第二十七話:「研究」

第二十八話:「取引」

第二十九話:「注意事項」

第三十話:「秋服」


第三十一話:「死者は自由に」

第三十二話:「楓来町」

第三十三話:「珍客」

第三十四話:「赤いポスト」

第三十五話:「怪人赤マント」

第三十六話:「触らぬ死者に祟りなし」

第三十七話:「殺気」

第三十八話:「赤赤紅赤」

第三十九話:「怪人は僕を笑って誘う」

第四十話:「ドナイシマショ」


第四十一話:「カワイイコ!」

第四十二話:「アライグマ?」

第四十三話:「アイアンクロー」  06’11/17更新

第四十四話:「ドS」

第四十五話:「村じゃん?」

第四十六話:「広場」

第四十七話:「直球」

第四十八話:「黒い弾丸」

第四十九話:「太乙さま」

第五十話:「希望はあるかもしれない」


第五十一話:「ちょっと早すぎですよ」

第五十二話:「アビリティ:ドS」

第五十三話:「知らないだけなのか?」

第五十四話:「行こう、紅い迷宮へ」

第五十五話:「不気味すぎる」

第五十六話:「赤壁」

第五十七話:「ちょっと音速」

第五十八話:「じつに珍しい」

第五十九話:「忘れられたポスト」

第六十話:「試すがいい」


第六十一話:「テケテケ」

第六十二話:「足ィィィ!」

第六十三話:「古傷」

第六十四話「口裂け女 VS テケテケ」

第六十五話:「火尖槍」

第六十六話:「本当ハ?」

第六十七話:「興味」

第六十八話:「中心へ」

第六十九話:「死者のタイプ」

第七十話:「かえれ」

第七十一話:「このドグサレガァ」

第七十二話:「太極」

第七十三話:「等価交換」

第七十四話:「ヒキコさんとノロイ」

第七十五話:「飛刀」

第七十六話:「飛刀の自己紹介」

>第七十七話:「電線の上のアイツ」

>第七十八話:「宝の持ち腐れ」

第七十九話:「当たれよ当たれよ」

第八十話:「ジェノサイダー」

第八十一話:「生き延びるチャンス」

第八十二話:「わかってはいるけれど」


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t i t l e : Red_Cry 第八十四話 「タタリ」 
【2008/07/04 Fri 17:22】

もうすぐ最後の車両が通り過ぎようとしている。

結局これに飛び乗る勇気もない。


自分の腕を引きちぎってもニヤニヤしてるやつに、これ以上の攻撃なんて意味をなすのか。


「次がラストチャンスですね」


「まだやんのかよ」


「さすがのヒキコでも頭を破壊されたら動けなくなるはずです」


「そら名案だな、俺も真っ二つにされそうだけど」


「申し訳ない、死んでください」


「簡単に言うなよ、もう死んでるんだぜ」


「アレはそこまでして守らなければならないのです」


「じゃあ死ぬ前にあの包みがなんだかくらい教えろ、意味のわからんもののために死ねるか」


意味もわからないまま死者になったのだけど、さらにまた意味のわからない死に方をするのはご免だ。
(正確にいうと消滅するのかな)


「あれは…ある御方の一部なのです」


「御方?」


「遙かな昔、あまりにも強い力を持ったために四肢を引き裂かれた死者…」


「なんだよそれ、そんなのがいるのか?」


「我々に死者として生きる道を指し示してくれた死者のカリスマです」


「ああ?誰なんだよそれ、そんなの聞いたことないぞ」


「カァー四肢を引き裂かれただと?!まさかその御方とは・・・」


ヤタはヒキコのちぎれた腕にがっちりと掴まれながら、悲鳴に似た声で言った。


「はい。カシマレイコ様です」


「カァーーーーー!!!」


絶叫するヤタ、ヒキコに掴まれた時よりも大きな叫び声を上げた。


「だれそれ?有名人?」


「伝説の死者だ、存在そのものが怪しまれたほどのな!で、ではこの包みは…」


「はい、引き裂かれたカシマレイコ様の左足です。我々は何としてもそれを彼女にお返ししなければいけない!」


わからん。知らない女の名前を出されても事の重大さがさっぱり感じとれん。
アカネさんのためだっていうならともかく、知らない女の人に義理はないんだけどな。


ソ ロ ソ ロ シ ネ エ エ エ エ エ エ エ


話に夢中になっていて、ヒキコが飛びかかる為に力を溜めていたのを見逃した。
しかしワンパターンなやつだ、飛びかかってくるならまたカウンターを当てやすい。
力と生命力は半端ないが、頭は悪いようだ。


パンッ


僕らが身構えた瞬間、ヒキコの眉間が炸裂音と共に小さく赤く弾けた。


ケ!?


パンッ パンッ パンッ


立て続けに炸裂音がすると、こめかみ、右目、左目と続けて赤く弾ける。
それが狙撃によるものだと認識するのに数秒かかった。

ヒキコは顔面の四か所から噴水の用に血を噴出させながら、ドォっと仰向けに倒れた。
あまりのあっさりとした最後に、僕らは訳も分からずポカンと立ち尽くすしかなかった。


「死者に銃撃!?タタリ!!タタリですね!!!」


「祟りとか意味わからん」


「祟りじゃなくて、タタリよ」


微妙なイントネーションの違いを、聞きなれない女の声が説明した。
通り過ぎて行く最後の車両の車体をすり抜け、一人の少女が降りたった。


「タタリーーーー♪」


眉刀は甘えたような歓喜の声を上げる。


「デカ包丁、なにグダグダやってんのさ」


タタリと呼ばれた救世主は、眉ひとつ動かさずに眉刀と僕を一瞥した。
目を強調した濃いメイク、必要以上に焼けた肌、クリクリに巻いたツインテール、
しってるぞ、ギャル系って種族だ、TVで見たことある、実在するんだ!

特に感動したわけでもないけど、初めて実際に目にするタイプの女性をまじまじと見てしまう。


「なにジロジロ見てんだよ」


「いや別になんでもないっす」


タタリはフンッ、と鼻を鳴らすと横たわるノロイ爺さんの傍でしゃがみ込んだ。
アカネさんとはまた違うタイプのSだきっと。

ノロイ爺さんの横で、無言のまま動かないタタリ。
この空気に耐えられなかった僕は、とりあえずヤタの体から動かなくなったヒキコの腕を外してやった。


「カァ…」

かなり疲弊しきったのだろう、ヤタはやっとこさ僕の肩に乗るとぐったりうなだれた。


「あのう…」


まだ動かないタタリの顔を覗き込むと、彼女は顔をクシャクシャにして泣いていた。
声を殺し、ただ大粒の涙がマスカラを溶かして顔に黒い筋をつけている。


「タタリ…すまない。ノロイを守れませんでした」


眉刀も泣き出しそうな声で言った。


「いい、あんたのせいじゃない。またどうせ無鉄砲に立ち向かったんだろこのジジイ…」


悪態をついているものの、それは愛する家族に向けて言ったように僕は感じた。

タタリはそっと、ノロイ爺さんの頭に手を載せると、なにかしら呪文のようなものをつぶやいた。
その途端、爺さんの体は光に包まれ、急激に縮んだかと思うと手のひらに収まる程の透明な球になった。


「なにをしたんだ?!」


「戦闘不能になった死者を運ぶために、魂の形に戻す術よ。そんなことも知らないの?」


知らねえよ。


「彼はまだ死者になったばかりの一般人です」


死者に一般人とかあるのか。


「カァ?お、おいオマエラ!」


ヤタが叫んだ方を見ると、そこに倒れていたはずのヒキコの死骸が消えていた。
ヤタを掴んでいた腕もない。
搔き消すようにヒキコは消えていた。


「しぶとい女ね。また復活したら追ってくるわ、さっさとここを離れましょう」


そう言うとタタリはノロイ爺さんの魂の球をポケットにしまい、長包みを拾い上げるとスタスタと歩きだした。



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t i t l e : Red_Cry 第八十三話 「無名一刀」 
【2008/07/04 Fri 16:39】

「モード参拾弐の型、無名一刀」


機械的な口調で眉刀が呟くと、ピリピリと微弱な電気のようなものが僕の体を駆け巡った。
痛みはないが、筋肉が痙攣するような錯覚を覚え、僕の体は上段の構えをとった。


「楽にして、あなたは恐怖心と拒絶心を捨てるだけでいい」


難しい事を言う。それって最後まで捨てられないものじゃないのだろうか?
しかし僕らが生き残るには、捨てなければいけないものだ。

僕は横たわるノロイ爺さんを見た。
詳しい事は知らない、何かを成し遂げるために命をかけた死者。
ヤタがよく話す、「普通の死者」とは違う気がする。


「きますよ、集中して!」


ニャアアアアアアアアアアア!!!

ヒキコは獣のような咆哮を上げると、一足飛びで襲い掛かってきた。
つまり、一撃で仕留める気だ。


「予想通り!発動・無名一刀"清流返し"」


僕の体は流れるような動きで、ヒキコの攻撃をギリギリかわす。
本当にミリ単位でかわしつつ、彼女の突き出した爪を、腕を、眉刀は絡めるように上段から下段へ、さらにそこから刀身を跳ね上げた。

カウンターだ、眉刀はカウンター技を狙ったのだ。

動きの速いヒキコにこちらから斬りかかるのはリスクが高い。
避けられたらこちらに大きな隙ができるからだ。
やはり数々の剣豪の手を渡り歩いて来たという話は本当らしい、眉刀は戦い慣れている。

ギャッス!!

折れた眉刀の刀身は、ヒキコの二の腕を切り裂く。


「ヤタ!飛べ!!」


さすがのヒキコもひるんだのか、傷口を押えて動きを止める。かなり深く入ったようだ。


「死ぬなよ!月歩!」


ヤタは包みを掴んで羽ばたいた。


キィィイヤアアアア!!


飛んでしまえばこっちのもの、そう思っていた。
ヒキコの跳躍力でも、ヤタの飛行能力を捉える事はできないだろうと。

しかしヒキコは信じられない行動にでた。
僕と眉刀の攻撃で切れ込みの入った二の腕を、力任せに引きちぎりヤタに向かって投げつけたのだ。


「カァーーー!」


飛び上った直後のヤタに見事クリティカルヒット。ヤタは情けなくベタッと地上に叩きつけられた。
引きちぎられたヒキコの腕は、別の生き物のようにガッチリとヤタの体を掴み、羽ばたけないように抑えつけている。


「ェエエエ!?タスケテェーー!テラキモス!!!」


剣の達人らしいノロイ爺さんと眉刀が勝てなかった訳だ。
強いうんぬんというより、本当の意味で化け物なのだこいつは。


ガタンゴトンと、上りの電車が徐行しながら僕らの横まで到達した。
この速度なら、ヤタを拾い上げて飛び乗れる。
しかしノロイ爺さんまでは無理だ。しかも追ってくるヒキコが暴れて電車の乗客を巻き込んでしまう可能性が高い。


万事急須か。


ヒキコは僕らの心が折れる音が聞こえたかの様に、ニタリと微笑んだ。
腕の傷口をベロリと舐めた口元が真っ赤に染まり、この世のものとは思えないくらいおぞましい微笑みだ。



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t i t l e : 天国旅行 
【2008/06/09 Mon 12:56】
よく僕は、音楽から映像のイメージを受け、それを文章に作品化するんですが
数ある好きなアーティストの中でも、最も聴くとインスピレーションを掻き立てられるのは
やっぱり THE YELLOW MONKEYです。
吉井和哉がソロになってからももちろん好きなんですが、やっぱイエモン時代はいいなあ。
「天国旅行」がYoutubeにあったので思わず載せちゃう。


t i t l e : たまには日記 
【2008/06/01 Sun 15:27】
たまには日記でも。

っていっても1か月更新してませんでしたが…。

最近プライベートというか仕事が忙しく、ヘコムことも多かったので
家に帰ってからなーんにもする気がおこらず…。
五月病のような症状が続いています。
五月生まれが五月病とかしゃれにならんなのよさ。

仕事の愚痴をこんなところで書いてもうっとおしいだけなので
(まあ自分の能力の問題もあるし)
まったく違う話題を。

僕の名前についてふと思う事があったのですが、
僕の本名は苗字も名前もごくごくありふれたものです。
苗字なんてクラスに二人くらいいるようなポピュラーなものだし
同姓同名の芸能人がいるくらい。

が、これって縁なのでしょうか。
過去現在に至るまで、お付き合いさせていただいた女性の名前が
珍しいものばかりである事に気が付きました。
(っていってもそんなたくさん付き合ったわけじゃないけど)

今まで彼女達と姓や名前と同じ人を見たことがありません。
偶然出会ってないだけではなく、大変珍しい苗字や名前の漢字使いの人がほとんどなのです。
本気で養子にして貰おうかと思ったくらいカッコいい苗字の人もいましたし
こんな漢字使うの!?って名前の人も。

そして最終的に(?)現在のお相手なんて・・・外人みたいな名前してます。
(生粋の津軽サクソンですが)

これは平凡な苗字を与えられた僕に対する、神の巡り合わせでしょうか。

まあ神なんて信じてないですけどね。
でも縁というものは少なからずとも信じています。
こう考えると、自分に子供ができたら平凡な苗字になるため
名前くらいは珍しいものをつけたくなるなあ。
でもり○むとかはつけないです絶対。